おすすめ映画

みなさん、お疲れ様です。

webエンジニアを目指しているkenです。

 

今日は技術とか関係なく最近見て、この映画いいな!と思った作品があったのでその映画について書きます。ただ、感想を書くだけなので、いつになくつまらないと思います。

 

早速おすすめの映画はこれです!

ja.wikipedia.org

素晴らしき哉、人生!」です!

1946年に公開された作品。第二次界大戦後ですね。

細かい説明はいつも通りウィキペディアに任せて、感想書きます。

 

この作品の主人公ジョージは、自分の描きたい人生があったが描けないでいました。だからといって、腐ることなく、目の前のことに真摯に向き合い幾度とある苦難を乗り越えてきました。

まず、ここが素晴らしいですね。自分が志した夢があったが親の死や弟の結婚などにより、夢を叶えられなかった。けれど、それでも、今ある目の前のことに向き合えるって素晴らしいと思いませんか。僕も含めて、誰しも一度は志した夢があったのではないでしょうか。その夢を諦めて、今働いていますが、全力で、持っていた夢と同じ熱量で働けているかと聞かれると「はい」と即答できません。

 

また、ジョージの奥さんであるメアリーがなんと健気なこと。結婚式後の廃墟でのディナーのシーンに初めは「?????」ってなりましたが、その意味がわかった時素敵だなと思います。決して、メアリーはジョージが持っているお金や地位を好きになったわけじゃなく、ジョージが好きで結婚したんだと。素敵すぎます。21世紀にはそんな女性がいるのか、いたとしても、絶滅の危機ではないかと僕は思います。

 

さて、物語の本題はラストにあります。ジョージはあることをきっかけに自殺しようとします。それを助けたのが、天使です。そこで、ジョージは自暴自棄のまま天使に「俺なんて生まれてこなければよかった」といってしまうんですね。わかります。僕も思ってことが多々あります。

そしたら、どうでしょう。天使はジョージを慰めることなく、ジョージが生まれてこなかった世界に一瞬で変えてしまったのです。その世界でジョージは、色々なことに気付かされます。自分がいたことで、助けることができた人がいたことや守ることができた町があったこと。何より、最愛の妻と子どもたちがいたこと。それを、自分が本当にいなくなってから、気付かされ天使にもう一度元の世界に戻してもらうよう頼み、自分がこの世にいることの意味を実感するシーンが心に残っています。

 

ついつい、今の時代、自分がいなくても代わりがいると考えやすくなってしまった気がします。それは、インターネットやSNSの普及により、様々なことが簡単に調べられるようになったことなどが原因にある気がします。

「すごい人はたくさんいる」「自分は何者でもない」「自分は必要ない人間だ」と、思うことはいいですが、もしそう思ったらこの作品をみてください。

僕は今まで生きてきて、「僕がいたから何かを変えられたんだ」なんて胸を張っていえることはありませんが、こんな僕でも、きっと何か生きていることで何かに影響を与えていて、生きている意味があるんだろうなと思わせてくれた作品です。

 

ありがとうございました!